コスパ最強!Komplete 360でプロの音楽制作環境を手に入れよう【Native Instruments】

こんにちは!作曲してますか?「DTM Hacks」運営の音ノ助です!

DTMを始めてぶつかる壁、『必要なプラグイン・ソフトが多すぎる&高すぎる問題』。

シンセやエフェクト、ミックスツールなど欲しいものをすべて揃えると何十万、下手したら百万円単位になってしまうかもしれません。

今回はそんな悩みを一気に解決してくれる、Native Instrumentsの定額制サービス『 Komplete 360 』をご紹介していきます!

本記事ではその特徴から機能料金他社との比較実際の使用感まで、導入検討中の方が知っておくべき情報を総まとめします。

Komplete 360とは?Native Instrumentsが提供する定額制プラグインサービス

Komplete 360』は、業界トップブランドNative Instruments(NI)が提供する月額サブスクリプション型のDTMバンドルです。

Komplete360は、「360 Essentials」「360 Plus」「360 Pro」の3つのプランが用意されており、プランによってインストール可能なプラグインの数が増加する仕様になっています。

一番安価な「360 Essentials」のプランでも、90種類以上の音源・エフェクト・ツールを利用可能です。

最新プラグインも含めて年に1度のペースで新たな製品が追加されているので、買い切り型と違い「常に最新環境」で制作できるのが魅力です。

主な機能と収録プラグイン:KOMPLETEの強みが全部入り!

Komplete 360」には、Native Instrumentsが誇る代表的な音源・エフェクトが多数収録されています。

プランによって収録されているものは変わりますが、最上位プランの「360 Pro」には

  • ピアノ音源:Noire,Alicia’s Keys
  • ギター音源:Session Guitarist-Acoustic Sunburst Deluxe,Electric Sunburst Deluxe
  • オーケストラ音源:Session Strings Pro2 ,Session Horn Pro,Symphony Essentials String Ensemble
  • エフェクト:Guitar Rig7 Pro,Nectar 4 Advanced,Ozone 11 Advanced,Vocal Synth 2

などのプラグインが入っており、よく使っているもののみをピックアップしましたが、その他にも数多くのものが収録されています。

各プランごとに収録されている音源・エフェクトをまとめている記事があるので気になる方はこちらをご覧ください!

KompleteのUltimateグレードにしか収録されていないハイクオリティな音源も含まれているので、Kompleteの購入を迷われている方は、無料で試せるお試し期間が14日用意されているので一度使用してみるのもおすすめです!

音ノ助
音ノ助

喉から手が出るほど欲しかったKompleteの欲しかった音源がたくさん収録されていて、自分も今も継続して利用しています!
気になる料金などは次の項目でお話しします!

料金プランとコスパ:買うより借りる方が正解?

Komplete 360」は月額制年額制の2つの支払いプランのあるサブスク形式のサービスです。

買い切りで同クオリティのプラグインを手に入れるには、「Komplete 15」の購入が視野に入りますが、Standardで約9万円,Ultimateで約18万円とかなり値が張る上、15から16にアップデートが入った際などにもそれなりの金額が発生します。

Komplete 360」は先ほどもご紹介させていただいた有名プラグインやその他のプラグインも数多く揃っている上で、サブスク型なので比較的安価に始めることができる上、プラグインの追加があった場合でも今まで通りの値段で使用が可能です。

ここで各プランの比較をしてみましょう。

360 Essentials360 Plus360 Pro
月額料金2,200円3,700円7,400円
年間料金22,000円37,000円74,000円
プラグイン
インストゥルメンツ
エフェクト
の総数
120種類以上225種類以上295種類以上
オススメ度
無料トライアル期間14日14日14日
※掲載時の値段や提供数を記載している為、詳しくは公式サイトで確認の上ご利用ください

上記のような価格で展開されており、Kompleteを購入するより安価にNative Instrumentsの製品を利用できます。

各プランに含まれているプラグインやエフェクトを見ると、とりあえず使ってみたい方は「360 Essentials」、本格的に楽曲制作に取り組みたい方は「360 Plus」、今以上のクオリティのサウンドを手に入れたい上級者の方は「360 Pro」のようなイメージが湧きました。

また、「必要な時だけ契約する」という柔軟さも、サブスク型のメリットの1つだと思います。

音ノ助
音ノ助

音楽一本だけで食べるのは大変ですが、本業が落ち着いた時期にのみ入れるサブスク型なのも嬉しいポイントです!
今の自分の作曲スキルや必要な音に合わせてのプラン選択がオススメです!

他製品との比較

ここまでは「Komplete 360」のみご紹介してきましたが、他にもサブスクで音源を使用するサービスはあります。

ここでは他のサービスとの比較をしてみます!

Komplete 360Splice Rent-to-OwnPlugin AlianceLANDR
最低料金2,200円〜プラグイン次第約2,200円〜1,600円〜
特徴制作に必要な工程に対して総合的に使えるものが多い使いたい月に支払い、満額払うと永続ライセンスがついてくるミックス・マスタリングプラグインが多い音楽配信も行える上、アップデートが多く今後に期待できる
オススメ度

Komplete 360」以外のサブスク型のサービスで有名な3点をご紹介しましたが、どのサイトもそれぞれの良さ・特徴があるので自分の制作環境に不足している物から揃えていくことがオススメです!

特徴欄でも触れていますが、「Komplete 360」は音源・インストゥルメンツ・エフェクトが充実しているので、楽曲制作を始めたい方や楽曲のクオリティアップしたい方には非常にオススメです!

音ノ助
音ノ助

欲しいプラグインが明確に決まっている場合はRent-to-Ownなどの永続ライセンスが付属するサービスもオススメです!

実際の使用感とレビュー

私は現時点で半年間「Komplete 360」を利用してきましたが、今まで選択肢になかった音を選択できるようになったことで制作の幅が広がったと感じました。

サブスク型の懸念点であるオフライン状態での使用も1ヶ月に1度ネットに接続していれば使用可能で、出先での使用も問題なく使用できていて買い切りとあまり差を感じない点も気に入ってます。

このサービス1つで作編曲・ミックス・マスタリングまで、できてしまうのではないかと思うぐらいには機能面は充実しているので、まだ使用されたことのない方は無料期間だけでも利用してみてください!

音楽業界のスタンダードとなっているNative Instrumentsの製品を触ってみたり、これから音楽制作を始めたい方には特にオススメだと感じました!

デメリットとしては、サブスク型なので契約し続けなければ使用することができなくなってしまうので注意が必要です。

音ノ助
音ノ助

Kompleteより安く、アップデートも入ってくるサービスなので利用し続けていますが、Kompleteがより欲しくなってしまったので今後も制作を続けていく方は、買い切りのKompleteの購入の方がいいかも・・・?

まとめ

今回は、『Komplete 360でプロの音楽制作環境を手に入れよう』というテーマで書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

Komplete 360は、音源・プラグインを総合的に揃えたい人にとって最強クラスのDTMサブスクです。
以下のような方には特におすすめできます:

  • これから本格的に音楽制作を始めたい初心者
  • 多彩なジャンルで制作したい中級者
  • 高品質な音源・エフェクトをリーズナブルに揃えたい人

一方、単発利用や特定のソフトだけ欲しい人にはRent-to-Own も選択肢になります。
ただし、手取り早くトータルで“音楽制作がはかどる”環境を手に入れられるのはKomplete 360です。

この記事を読んで気になった方は、利用してみてはいかがでしょうか?

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